「PDCAサイクル」とは?「OODAループ」とは?

最終更新: 2019年6月28日

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「PDCAサイクル」は、従来、王道扱をされてきました。「PDCAサイクル」を市場変化スピードに追いつくために「回せ!」「もっと早く回せ!」と言われてきた。




■「PDCAサイクル」とは?

「Plan=計画」「Do=実行」「Check=評価」「ACTION=改善」このサイクルを繰り返し、目標に近づけて行く事を最大限にして結果に結びつけてゆく手法の事。


❏PDCAは、戦後に「追いつけ」「追い越せ」まさに高度成長期から現在に至るまで、生産部門の生産性や生産効率及び品質の安定の面で大きく寄与してきました。まさに工場部門の生産管理から生まれた「PDCAサイクル」である。

その理論を、無理やり会社経営にまで、適用して、市場の変化の少ない時は、ある一定の効果が現れました。


❏PDCAの弱点

同じ(同一会社内)価値観やルールに基づいて行う作業では、全く問題なく機能しています。一方、市場のニーズや価値観が一定であれば、会社経営や営業部門でもある一定の効果が有りました。


現在にように、価値観の多様性やマーケットニーズの変化の激しい状況下においては、以下の問題を乗り越える事が出来ません。

問題点は

・実行まで遅すぎる。

事前に十分に検討をして根回しをして合意をとり問題が無いと確証を得た後に事に当たるのが当たり前になっている。

・仕事に対するモチベーションの低下

日本人は仕事では指示待ちになっています。

分析が中心になる。

前例があることを重視し、十分に分析して検討を加え計画を立てます。分析が中心になる。

逆に言うと、前例が基準になる。変化が激しい現状では前例が無いことが多い。

過剰品質

アクション前に分析が中心になり、仕事が内容が過剰品質で、出来上がり製品も過剰品質になる。(コストが掛る)

日本だけの特殊性

「PDCAを回せ」と叫ばれているのは日本だけです。アメリカ人や中国人など海外の知識人からは、PDCAが日本のガラパゴス化の原因だと指摘されています。



❏PDCA病

PDCAに邁進することに気を取られて、コトの本質を見失っていることです。激変する環境を見ることを忘れ、潮目の変化に気づかず、気付いた時には「あとの祭り」となっています。


■OODAループとは?


❏OODAループとは、「Observe=観察」「Orient=方向付け」「Decide=決心」

「Act=実行」

アメリカの軍事戦略家であるジョン・ボイド氏が発明した、先の読めない状況で成果を出すための意思決定方法です。

まさに、戦場で指示を待てないほど状況の変化は激しい環境では、過去の前例を分析して決めてゆくPDCAで通用しない。

❏OODAループは、今のマーケット変化もその状況に類似していて、OODAループが見直されている。



現状把握して、即座に方向づけして、動作を決めて、実行に移す、圧倒的にアクションが早くなるのがOODAループである。


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■「PDCAサイクル」と「OODAループ」

どちらが良いのかの議論は無意味で、工場の生産管理や品質保持は「PDCAサイクル」が効果を発揮する場面が多い。


一方、営業部門や推進部門、企画部門は「OODAループ」を出来るだけ早く取り入れて、思考を現場主義に切り替え、変化にいち早く柔軟に対応することが求められる。



まとめ

「PDCAサイクル」は工場の生産部門に適した思考管理で有効的である。

(市場の変化に対応するためにはOODA思考も持ち合わせる事が必要)


「OODAループ」は営業部門、推進部門、企画部門に適した思考管理で、市場の変化に対応して迅速なアクションを起こせる。(工場の生産部門への配慮でPDCAも理解する事が必ある)



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