コラボリンク合同会社
車いす用着脱式足こぎユニット 「こいじゃる!」は車いす用足こぎ運動機器です。
車いす着脱式足こぎユニット「こいじゃる!」とは?
開発時の想い
病院や施設内で車いすは、医療・介護がスタートした時から必需品です。
当然、足(下肢)に何らかの症状がある場合は素晴らしい道具です。
しかし、車いす使用時は上肢は車椅子を進める為に使用しますが、下肢(足)は、動かさ無いことが多くなり、可動域の制限や筋肉量の低下につながる可能性があります。
改善に向かっている患者様や施設利用者様には、早く退院したい、早く自宅へ戻りたいと思う気持ちは切実です。
そこで、限り有るリハビリ訓練時間内外で、
●「リハビリ施設内の訓練や、施設内を移動する目的として下肢の運動ができないか?」
●「院内・施設内で、自分の意志で動けることが、日々のモチベーションに繋がらないか?」
また、移乗時の、利用者、介助者の双方の負担とリスクを少なくしたい、既にご利用中の車いすが活用出来ることがテーマでした。
医療機関や介護施設の他に学術的な指導を受けて開発された製品が
車いす着脱式足こぎユニット「こいじゃる!」です。
■利用施設様よりの感想をご紹介
医療機関A様
・入院中の患者さんにご利用いただいています。患者さんが楽しんで運動されているのがうれしいです。
リハビリ時間以外で、1日600mほど漕がれる方もいて、運動量の増加に貢献しています。早期離床機会の
提供による生活不活発病の予防、足腰の筋力向上や入院生活の楽しさにつながる(笑顔をもたらす)等の効果
も期待しています。
・取り付け、取り外しも簡単だからスタッフ側の負担もかからない点もうれしいです。
医療機関B様
・実際に車いす駆動ができない方に用いることで、駆動が可能になりモチベーション向上につながっている印象
です。
・基本動作に介助を要していますが、こいじゃる!で自分で漕ぐことができ本人の成功体験に繋がっています。
・笑顔が増えました
・運動量が増えました。
医療機関C様
・移動自立はない分、自己操作でき意欲向上がありました。
・活動性、意欲向上によく受け入れが良いです。
・笑顔が増えました。
医療機関D様
・自分で漕ぐことができ楽しかったとの利用者の感想がありました。
・笑顔が増えました。
・自身で漕ぐことができ、ハンドルも持ちやすかったとの感想があります。
・座ったまま装着できるので、乗降の負担が少ないです。
医療機関E様
・利用者からは自分で動けることでの嬉しさや楽しさの表現が多くありました
・看護師や介護士からは患者様が車いすに乗ったまま装着できること利用にあたっての簡便さの声が聞かれ
ました。
医療機関/老健施設F様
・高齢者が低負荷で下肢運動ができる点が良かった。
・片麻痺の患者様も操作できて良いです。
精神科医療機関G様
・普段本人が自走することで得ることのできない疾走感がこいじゃる!にはあるためか、運動意欲の低い患者様
であったが、こいじゃる!を活用することで活動量が見込める
・普段、車いすを手で漕いでゆっくりと自走しているため、足を動かし進むことが楽しかったようで笑顔で漕い
でいます。
・笑顔が増えました。
・運動量が増えました。
・利用者様からは訓練というより楽しみながら取り組むことができるので良いとの声があります。
・「これは楽しい」等のプラス面の発言や、笑顔で取り組んでいます。
医療機関H様
・患者様が楽しそうにしてくれるから、こちらも(医療従事者)もうれしくなります。
・女性でも可能なためありがたいです。
・運動療法のバリエーションが増え、かつ楽しいのでありがたいです。
・運動拒否の患者さんが「こいじゃる!」なら漕いでくれるのでうれしいです。
介護老人保健施設I様
・下肢の筋力強化、楽しみ、麻痺のある下肢の運動機会、日中の活動機会の提供として等の目的で利用してい
ます。
・意欲的に取り組む方が多く、ほとんどの方が継続的に使用しています。
日中の離床時間の延長により他の活動にも影響があり、移乗や排泄等の立位を含む活動の介助量軽減にも
つながっています。
・毎日漕ぎたいという方もおり、施設で提供できる活動として定着しています。
実施中は他利用者から声をかけられたりと、コミュニケーションの機会にもつながっています。
・移乗せずに利用できるため、提供者、利用者双方への負担が少なく、1分程度で装着できる簡便さが定着した
大きな要因であると考えています。
・比較的低負荷であるため、常時車椅子を必要とする人でも駆動できる事が良いです。
・心疾患等で運動量を調整しながら行う必要がある人にも、バイタルをモニタリングしながら行うことができる。
・歩行が困難な方のトレーニングメニューとして活用しやすい。
・ハンドル操作の介助が車椅子のハンドルでも行えるため、中腰姿勢にならずに良い。
・その場漕ぎではハンドル操作が困難な方も自主的に行え、足部に潰瘍等がある方でも状態を確認しながら運動
を提供できます。
デイサービスセンターJ様
・運動意欲の向上、運動量の向上、耐久性の向上、麻痺側下肢への入力、支持性向上等の目的で利用しています。
・利用者からは楽しい、これなら毎回実施したいとの声があります。
・これまでリハビリを嫌がられるケースがあったが、それが無くなり、こいじゃる!利用で今までになかった
筋肉痛が出てきました。
・今まで運動拒否されていた方が、こいじゃる!に誘うと拒否なく運動されるようになりました。
(自宅でも一人での活動もされるようになったようです)
特別養護老人ホームK様
・余暇の時間に、離床機会/運動機会の向上に利用頂いています。
・基本的には1名で足こぎ/ハンドル操作を行い、介助者がフォローする形で利用しています。
楽しく運動したい!
早く、自分で歩きたい!
★動画を御覧ください。
既存の標準的な車いすに、利用者が乗ったまま、装着して利用できる「こいじゃる!」の全てをダイジェストで掲載しています。
目標を持つこと
立ち上がること
歩けること
医療施設・老健施設・介護施設様は早期退院や退所を願い、社会復帰や、在宅復帰を促進しますが、そのためには、利用者様の自発的な意欲が大切です。
「こいじゃる!」を、ご利用頂いている方について「笑顔が多くなった」「コミュニケーションが増えた」等の活動へのモチベーション向上に貢献しているとの評価も施設様から頂いています。
「こいじゃる!」本体
既に、お持ちの標準型の車いすに着用可能
※型式により「こいじゃる!」が装着出来ない場合もあります。
利用者が車いすへ乗った状態で「こいじゃる!」をセット可能です。
安全
移乗なし
楽しい
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移乗しないので安全です。
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専用車いすへの移乗労力が必要ありません。
■益々、直面する健康年齢伸延への挑戦
2018年のWHO加盟国194の国と地域を対象としている調査では、1位は日本で男女の平均寿命は84.2歳でした。 現在、世界一長生きの国となっています。
今後は、いかに、健康年齢を維持して人生を全うするかが大きな挑戦となります。
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平均寿命は、平成27(2015)年現在、男性80.75年、女性86.99年(図1-1-4)。
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平成77(2065)年には、男性84.95年、女性91.35年となり、女性の平均寿命は90年を超える。
■車いす使用時の下肢筋力の考え方
立ち上がる、歩行するための筋力を維持するためには 「できる限り、自力で歩いて筋力を維持する」という訓練と努力をする必要があります。
人の筋肉や骨格は、動かさなければ可動域の制限や、筋力低下に繋がる事は既にご承知の通りです。
世界では、卒中後の、意識ない状態から、超早期リハビリを行う事により、起立する為の筋力や日常動作に直ぐに戻れるように四肢可動域訓練を行い離床率の向上に努めます。
これは、四肢を動かさない状況を作ってしまうと、 せっかく残ったその人の身体能力が衰えてしまうと言う観点からです。
また、車いす利用の場合でも、出来るだけ、上肢(手関節・肘関節)に留まること無く、下肢(股関節・膝関節・足関節)+筋肉をバランス良く使用することが大切です。
「車いす脱着式足こぎ運動ユニット こいじゃる!」は
・早期退院
・早期在宅復帰
に大きな力になることが、期待されています。
この様な想いは有りませんか?
院内・施設内での運動意欲・行動意欲を高めたい。
院内・施設内で笑顔・コミュ二ケーションが溢れた日常を提供したい。
訓練時間内・訓練時間外の時間も、本人の希望により努力させてあげたい。
リハビリ訓練効果を、出来るだけ維持して、次の日の訓練に繋げたい。
早期の訓練で、離床率を上げて、 起立訓練→歩行訓練に繋げたい。
車いすからの別の機器への移乗は、現実的に人手が回らない。
目の届く施設内での訓練は、安心して管理ができる。
1人の患者さんや利用者さんへの接する時間が限られている。
在院日数や在宅復帰率を意識するように指示がある。
■車いすへの取り付けと操作方法
※型式により「こいじゃる!」装着出来ない場合もあります。
●足で漕ぐ動作!
●進みたい方向へハンドルを切る動作!
●バックにて操縦する動作!
●異なる2つの事を同時に行う動作!
全てがトレーニングにつながって行きます。
お問い合わせ
ダイレクトメール:medical@aksys.co.jp