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執筆者の写真Collabo-Linku Kudo

変化は直視しての対応が重要

更新日:2019年5月20日



時代変化と共に、顧客からの要求ニーズは刻々と変化してゆきます。平成30年間を振り返ったとき、以下の様なデータが有りましたので紹介します。


益々、グローバル化は進み従来の常識が、全く、的外れの非常識で有ることに直面しています。


上位50社のうち日本企業は32社、平成30年ではそれが1社と。 この当時の日本の勢い、全く記憶にないですがすごかったんだろうなと想像


実に、30年前はバブルの絶頂期でも有りましたが、株価の上昇で資産としては大きく世界的にみても日本は強かった。


しかし、昨年のデータを見ると、上位50位中の、35位のトヨタ自動車が日本の企業では最高位に位置すします。トヨタの資産規模も伸びていますが、それ他の会社の伸びが物凄い勢いで伸びたことを示しています。


アジア勢では中国の伸びが目覚ましい数値を示していますが、今後は、インド、アフリカ、東南アジア勢が伸びてくるものと思われます。


30年前と比較しての推移で大きく変化したのは、ここ10年の事である。

リーマンショックの2008年以降の伸び率に圧倒的な差が生まれている。

(画像=注:1999年末=100。米国(S&P500)、欧州(ブルームバーグヨーロッパ500指数)、日本(TOPIX)出所:ブルームバーグ) ”



株価上昇率(2008年末~2018年末)は、米国(S&P500)が177.5%と日本(TOPIX)の73.9%を大きく上回る。

自己資本利益率(ROE)は、企業の資本効率を図る指標ですが、米国が16.0%に対し、日本が8.6%と大きな差がある(2018年末実績値)。


この状況を強引に大分類すると

・物(物のみ提供)=伸び悩み

ソフト(考え、イノベーション付加)+物=強い

今後もこの傾向はしばらく続く事が予想されます。


現状のグローバルな世界を見てみよう。

インターネットの普及により、成功事例が時間差を置くことなく、全世界に伝わる、長年の積み上げた経験及び技術がビックデータの基に分析されてAI技術で種わけされ、淘汰されてゆく、この様な状況が、もう直ぐそこまで来ています。


過去を振り返ると、1990年以降こそmade in Japan(日本品質)としてもてはやされて来たが、それより以前は、日本製品は「安かろう悪かろう」と言われてた時期(高度成長期時代)もありました。


今後は、品質確保とコストダウンは当然であるが、現状では限界を感じる部分もある、外国人労働者を国として受け入れる方向で進んでいる中で、強みと弱みをよく分析して、弱みの部分は、自社の弱みを補う、強みを持つ起業とコラボレーションを駆使して、双方がWIN・WINになるような仕組みを構築する必要があります。


当然ですが、カジを取る経営者の判断が、以前にも増して重要なキーポイントになります。

現状が厳しい状況の見通しなら、勇気ある変化への対応を決断することを避けては通れない事を考えて見てください。


変化の激しい時期は、苦労も多く存在しますが、見方を変えるとイノベーション(今までと違う創意工夫)を駆使すれば、新たなビジネスチャンスと捉えることが出来ます。


当社もこの部分でお役に立てればと、思っています。




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